2005年 11月 23日
細雪~春燈 |
小説現代という月刊誌の“独断流読書必勝法”で紹介されていて
(文章・清水義範、イラスト・西原理恵子、
ただし本文の内容と関係ないイラストのときが多い)
「へえ、細雪ってそういうハナシだったんだ」と
面白そうなので読んでみました。
4人姉妹の3女の見合い話が中心なのですが、
昭和10年代のことなのに北京ダックを食べたり
生牡蠣にウオッカ、夜は家族で白ワインを飲む生活。
毎年春には京都でお花見をしてランチは瓢亭で
その夜は柊家あたりに泊まる・・・
当時としちゃすごいですよねー(今でもすごいか)
一方、ケーブルTVでやっていたのが宮尾登美子原作の“春燈”
以前NHKでドラマ化したものを夕方から一挙放送でした。
主演は松たか子で、こちらも昭和10年代のお話。
実家の家業が娼妓を斡旋する仕事で、
“細雪”と同じ時代なのに、なんて違うのかしら!
こちらも4人姉妹が出てくるけど、3人は苦界に。
原作を読んでみたくなりました。
画像は文庫の細雪。
上・中・下と3巻なのですが、面白くてあっという間に読めてしまいました。
そんなこんな、インドアな休日でした。
by yossina-lani
| 2005-11-23 21:58
| blog
|
Comments(0)