2015年 09月 20日
鬼嫁日記 |
先週は午後1時からお昼休みのシフトでした。
私の職場では、私物はすべてロッカーへ
なので、休憩時間とお昼休みに
スマホでチェックをします。
その日は忙しくて、昼休みまでスマホを見られず
お弁当を食べながらチェックしていたら
義母から11時半に、
ケアマネさんから1時近くに
それぞれ電話が入っていました。
急いで電話すると・・・
午前中のヘルパーさんが義母の家にいくと
ベッドの脇の床に、うつぶせに倒れていて
骨折しているかもしれないので、
救急車を呼んで、病院へ連れていったこと
幸い骨折はしていなかったけど
点滴をしていて、まだ病院にいる
とのことでした。
それから義母の弟のお嫁さんのR子さんの携帯に電話すると
すぐに出て
「義姉さんが転んだっていうので病院へ来たん
いま点滴してるけど、元気そうよ」
義母はR子さんに私に連絡しないように
おおげさにされたくない、と言ったそうですが
携帯に出た義母は、なんだかロレツがまわってないかんじ?
上司とチームのみんなにことわって
急いで義母の家に
実はその夜は友人と渋谷で食事の予定があり
そちらも別の日に、ということで
友人とお店に連絡。
東京駅から新幹線に飛び乗りました。
義母の家についたのが夕方4時半。
義母はベッドにあおむけに寝ていたのですが
なんだかぼんやりしています。
心配したケアマネさんが様子を見に来てくれて
やがて、夕方のヘルパーさんも見えたので
ケアマネさんが帰りました。
ヘルパーさんが義母の背中に手をあてると
熱が高いようですと、はかると、39度
夜間診療の病院で診てもらっては?と
それでは、と義母を二人がかりでクルマに乗せようとすると
義母の足がぜんぜん動かず
ものすごく重い。/div>
仕方がないので、すぐに救急車をよびました。
119番に電話し、名前と住所をいうと
「あれ、おたくは、午前中に搬送した人ね」
「そうなんです」
すぐに来てくれる、というので、待ちました。
午前に搬送されたときにレントゲンは聞いたけど
熱は聞いてないので・・・
(朝は36度だったと、あとで知りました)
ヘルパーさんが
家の中の後片付けをして
鍵もかけていくので、行ってらっしゃい
と言ってくれました。
3人がかりで義母を救急車へ運び
午前中に行った病院は、かかりつけではありませんが
レントゲンなど撮ったのなら
そこが良いだろうということで
そこに運ばれました。
救急車に乗ったのは、これで2度目ですが
いろんな機材が重いせい?
横揺れがすごいですね。
義母は車酔いはしないようだけど
大丈夫かしら?と心配になるほどでした。
それでも、救急隊員の方たちが気を使ってくださり
スピードをあまり出さずに
ゆっくりと行ってくれました。
病院につくと、いろいろ検査
義母は急にしっかりしたのでしょうか?
「せんせい、あたしは、だいじょうぶです」と。
タンが濁ってるのは、肺炎をおこしかけているのかも
おしっこも濁っているので、膀胱炎では?
義母の病歴も聞かれましたが
2010年の11月に急性心不全で前橋の日赤に入院したこと
2014年1月に体調を崩して、しばらく
循環器病院で検査や治療をしたこと
普段はかかりつけの病院へ4週ごとに行っていること、など
話しました。
今日はこのまま入院になると思います
少し認知症がはいっているようなので
ご家族の方に泊まっていただきます。
はい・・・
それから病院の食堂で
いろんな書類にサインしました。
義母の弟のお嫁さんのR子さんには
はっきりしたことがわかったら電話しよう、と思い
オットに電話、
翌日の夜に夏休みで羽田からハワイへ行くことが決まっていたので
キャンセルするにしても、予約番号や
オットのマイレージの番号が
自宅に帰らないと、わかりません。
何度かやりとりしたあと、
義母は検査では、特に何も出ず
熱が高いだけなので
抗生物質を点滴して
熱を下げましょう
ということになりました。
会社からそのまま来てしまったので
何の準備もしていません。
義母の入院に必要なタオルやパジャマも
用意してくださいと、一覧表を渡されました。
そういえば、お昼にお弁当を食べた切りです。
時計をみれば、もうすぐ9時・・・お腹すいたな。
ところで、ここはどこ?
救急車からは外の景色が見えず
外もまっくらで、ここがどこなのか?わかりません。
タクシーを呼んで、一度義母の家にいき
パジャマや着替え、タオル
義母の家に置いてる自分のジャージとTシャツ
義母の家に置いてあった使い捨てのコンタクトレンズ(助かる)
コンビニに寄って、メイク落としや歯ブラシ
この日の夜ご飯ようにサンドイッチなどを買い
(なにしろ、その病院から一番近いコンビニが、
歩いて15分以上なのです)
また病院へ戻りました。
義母は、熱のせいで、こんこんと眠り続けています。
義母は4人部屋に入っていて
角部屋なので少し広く
そこに、担架ほどの大きさの低いベッドが置かれ
私はそこで寝ることになりました。
オットとは、何度かやりとりをして
義父が入院していたとき
元気だったので、夏休みでハワイへいったのですが
容体が急変して亡くなり
そのことがいまでもトラウマになっているのを知っているので
「熱だけだから、大丈夫だよ」
といってくれます。
実際、いろんなことを
年に1度のお楽しみ、の夏休みに向けて
頑張ってきたので、私もそろそろ限界です。
ハワイへは、翌日の義母の様子しだいですが
キャンセルはせず、行こう、ということになりました。
トイレでジャージに着替え
狭くて小さいベッドに横になりました。
義母は熱のせいで、ぐっすり寝ています。
鼻から酸素吸入
腕には点滴のチューブ
尿道カテーテルもいれています。
消灯時間がすぎ、暗くなると
4人部屋のドアは開けっ放しになっているので
どこからか、声が聞こえてきます。
うおー、うおー、と吠えているような声
ぴちゃぴちゃ、何かをなめるような音
同じ病室の方がポータブルでトイレを使う音
ここは、ナイトサファリ?
夜中にも、何度も看護婦さんがみまわりにきてくれました。
ぐっすりの義母の傍らで眠れない夜があけました。
つづく・・・
by yossina-lani
| 2015-09-20 10:11
| 義母と鬼嫁
|
Comments(2)
Commented
by
murmur
at 2015-09-20 15:34
x
こんにちは、よっしーなさん。
飛行機の中からですが、ゆっくりコメントをいれられます。
心労も、肉体的にも大変な事でしたね。
何かの行事がある時に限って、得てして
起きたりしますね。
でも色々な事が良い方向に行ってくれて
良かったです。
救急車は、元々物を運ぶ為の標準仕様だから、ほんと揺れて付き添いなどの座ってる方は車酔いし易いんです。患者さんの転送に付いて行くと私達が、酔っちゃう。
よっしーなさん、不安な一夜だったでしょう。付き添いの方の簡易ベッドは身体に堪えます。お義母様の心配の他に消灯後の病棟の独特な雰囲気も、よっしーなさんの疲れを倍増させちゃいましたね。
でも、良かった!お義母様の状態もだけど、よっしーなさんがお休みを取れて本当に良かった!人間、やっぱりずっと走り続けるのって難しいと思うんです。ここ、よっしーなさんの休まなくちゃ行けないポイントだったですよね。すみません、生意気な事言って。でも、やっぱりお休みできて良かったな。
飛行機の中からですが、ゆっくりコメントをいれられます。
心労も、肉体的にも大変な事でしたね。
何かの行事がある時に限って、得てして
起きたりしますね。
でも色々な事が良い方向に行ってくれて
良かったです。
救急車は、元々物を運ぶ為の標準仕様だから、ほんと揺れて付き添いなどの座ってる方は車酔いし易いんです。患者さんの転送に付いて行くと私達が、酔っちゃう。
よっしーなさん、不安な一夜だったでしょう。付き添いの方の簡易ベッドは身体に堪えます。お義母様の心配の他に消灯後の病棟の独特な雰囲気も、よっしーなさんの疲れを倍増させちゃいましたね。
でも、良かった!お義母様の状態もだけど、よっしーなさんがお休みを取れて本当に良かった!人間、やっぱりずっと走り続けるのって難しいと思うんです。ここ、よっしーなさんの休まなくちゃ行けないポイントだったですよね。すみません、生意気な事言って。でも、やっぱりお休みできて良かったな。
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by
yossina-lani at 2015-09-20 17:41
☆ murmurさん ☆
機内でPCやスマホが使えるって
とーっても便利ですよね
私も沖縄へ行く機内で使えて
あっという間でした。
今回のハワイでは、使えず、残念!
義母は、発熱以外は、問題ない
と主治医に言われたのと
義母に対しては、私は、やれることは、やった感があり
もう、これ以上は無理と感じていたので
夏休みを決行しましたが、
もしこれが自分の母親だったら、と思うと
そこは迷わずキャンセルしたのでは?
と思います。
そこがやっぱり鬼嫁ですかね?
そして、ハワイではのびのび、過ごせたので
行って良かった、と思いました。
機内でPCやスマホが使えるって
とーっても便利ですよね
私も沖縄へ行く機内で使えて
あっという間でした。
今回のハワイでは、使えず、残念!
義母は、発熱以外は、問題ない
と主治医に言われたのと
義母に対しては、私は、やれることは、やった感があり
もう、これ以上は無理と感じていたので
夏休みを決行しましたが、
もしこれが自分の母親だったら、と思うと
そこは迷わずキャンセルしたのでは?
と思います。
そこがやっぱり鬼嫁ですかね?
そして、ハワイではのびのび、過ごせたので
行って良かった、と思いました。