2018年 10月 25日
西の魔女が死んだ |
少し前にfacebookの友人たちの間で話題になってて
なんだか面白そうな本じゃない?
と読んでみました。
児童書なんだけど、本当に面白くて
中学生の主人公と、おばあちゃんの話。
ドキドキして、深くて、オトナが読んでも
十分楽しめました。
生きていくのに大切なことも
たくさん書かれていたし
いい言葉も、あちこちにありました。
主人公まいは、最初は
死んだら何もなくなってしまう、
と子供の頃に、パパからそう言われて
死ぬことがとても怖かった
中学生になって、パパに同じ質問をすると
「いまはそういうのは、流行りじゃない」
とパパから言われて
「流行りって?」
何もなくなるんじゃない、らしい
最初はおばあちゃんも
「おばあちゃんも、まだ死んだことがないから
わからないよ」と言われてしまうのだけど
死ぬということは、からだから魂が“脱出”すること
おばあちゃんとの会話で、そういうふうに考えるようになって・・・
中学生くらいのころ、私も「死ぬ」ってどんなだろうろ
漠然と怖かった。
そして、私もおばあちゃん子だったので
まいとおばあちゃんとの会話が、ほのぼのしてて楽しめました。
まあ、私のおばあちゃんは、からだが弱かったので
こんなふうに色々と教えてもらうよりも
私が中学生くらいからは自宅で寝たきりで、
むしろ 家族全員で介護 の日々だったけど。
ネットで検索したらこの本、
読書感想文のド定番なんだそう(笑
たしかに~
オトナの私でさえ、こんなに楽しめたんだもの
子供が読んだら、もっとドキドキするんじゃないかなあ?
読書は、ついつい自分がお気に入りの作家に偏りがち
たまにこんな変化球(笑
児童文学なんて読むと
またひとつ、世界が広がった気がします。
読書って、面白いねえ。
by yossina-lani
| 2018-10-25 07:06
| 読書
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